私鉄新入社員彼氏と電力内定彼女のブログ。

とある私鉄の総合職に入社した新入社員の彼氏と電力会社に来年入社予定の彼女が、就活や仕事についてゆるく書いています。

【印象に直結!】シチュエーション別・服装の選び方

就活といえばリクルートスーツのイメージですが、説明会やインターンシップでは「私服」を求められる時もありますよね。学生としてもスーツよりは私服の方が楽でありがたいですが、どこまでの「私服」が許されるのか、本当に「私服」でいいのか、悩んだ経験が誰しもあると思います。そこで今回は、私の経験からシチュエーション別でおすすめの服装の選び方をご紹介します!

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基本的にはスーツが無難!

就活生の”正装”はリクルートスーツと考えられているので、スーツで行って印象を悪くすることは基本的にないと思います。ただ、スーツと一口にいっても、ネクタイの色やブラウスの形などを変えることで、印象に多少の違いがでます。

たとえば、女子のブラウスだと、開襟のものは社交的・明るい・行動的といった印象を与えるのに対し、一番上のボタンまでしっかりしめると真面目さや几帳面さといった印象になります。ネクタイに関しても、紺系のものは知性や信頼感赤系は行動力やバイタリティ黄系は元気・ユーモアといった感じで、色の持つイメージに合わせて印象が変わってきます。あなたの強みとする特徴や職種(営業職・研究職など)に合わせて、色や形を選びましょう。

「私服でかまいません」と言われたら?

スーツが無難なのは誰もがご存じだと思いますが、問題は「私服でかまいません」と言われたときですよね^^; 「本当に私服でいいのか?」「トラップじゃないの?」と変に勘ぐってしまい、服装選びに迷走したことが私もあります(笑) 前述のように、スーツで行って間違うことはないと思いますが、周りがオフィスカジュアルぐらいの格好で来ているなかだと、逆にスーツが浮いてしまうこともあります。これはあくまで私の考えですが、服装選びにおいて重要なのは、それがどんな意味を持ちどういう位置づけのイベントなのか、ということだと思います。

たとえば、「面接」という明らかに評価をされに行くようなときは、”正装”であるスーツが正しいと思います。一方で、インターンシップは、もちろん実際評価はされていますが、表向きは「企業を知るためのイベント」なので、オフィスカジュアルぐらいが丁度いいのではないかと思っています前提として、社会人として相応しい格好というのがあったうえで、どのような趣旨のイベントなのかを考えて服装を選ぶと良いでしょう。

(また、「私服でかまいません」とうたっておきながらスーツでない人の評価を下げるような会社は、あまりにも意地悪なので、個人的にはあまりオススメしません><)

就活における「私服」とは?

もう一つ服装で悩むのが、「私服」といっても何を着ていけばよいのか?ということですよね。

私はみなさんがどうしているのかが気になって、Twitterでアンケートをとってみました!↓↓

ほとんどの人が、「私服でかまいません」と言われたら、オフィスカジュアルかそれに準ずるフォーマルな服装で行くとのことで、やはり”完全な私服”を着ていくのは抵抗があるようです。(※質問に答えてくださった方の中には、「『オフィスカジュアル』と『キレイめな格好』の何が違うの?」と思った方もいらっしゃったかもしれませんが、キレイめな格好はオフィスカジュアルほどフォーマルなものではなく(ジャケットなどはなく)、多少の柄や色も許容するという意味でした^^; 分かりづらかったらごめんなさい🙇)

私もみなさんと同じく、「私服」といっても完全な私服は良くないと思います。基本的には、モノトーンをベースとして、襟付きのシャツやブラウスを着ていくのが無難です。季節にもよりますが、秋冬は暗い色のジャケットを羽織ったりするのも良いでしょう。女子はスカートでもパンツルックでもかまいませんが、色・柄の派手なものや丈が短いものは避けた方がいいと思います^^ 冬場のコートやマフラーも基本的には黒や紺などの暗い色を選び、スーツとも相性のいいカバンを持ちましょう。

おわりに

今回は就活生が悩みがちな服装について書いてきましたが、正直なところ、服装は周りとの足並みをそろえることも重要な要素なので、その時々によって”正解”(というよりは”多数派”といったほうがいいかもしれませんが^^;)は異なってくるものです。だからこそ服装選びは難しいものですが、どのようなイベントか考えたうえで、社会人として相応しい格好をすることを意識しましょう💖

【お給料だけじゃない!】福利厚生について

以前、企業選びにおいて重要なのはお金か仕事か雰囲気か、という記事を書きましたが、どれを重要視するにしても、少なからずお給料のことについては気になりますし着目しますよね^^ しかし、給与以外にもう一つ注目すべきなのが福利厚生です!そこで今回は、福利厚生をテーマに私の思いを書いていきます!

※過去の記事:『【ズバリ!!】大事なのはお金?仕事?雰囲気?』はこちら↓↓

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福利厚生とは?

そもそも「福利厚生」とは、会社で働く従業員およびその家族が安定した生活を送ることなどを目的として「給与以外に提供・支給される制度」のことを指します。企業が提供するべき一種の義務であり、福利厚生には法律で定めされている「法定福利」と会社ごとに独自で定めた「法定外福利」の2種類があります。法定福利は、社員を雇用する会社は必ず社員に対して提供する義務があると同時に、社員は会社から法定福利を受ける権利があります。法定福利の例としては、健康保険失業保険などが挙げられます。一方で、法定外福利は法律で義務付けられてはいませんが、会社での働きやすさの充実のために、多様な制度を設けている企業が多くあります。この法定外福利は会社ごとに異なるので、企業選びの際にはきちんと調べることをオススメします😊

福利厚生の種類

前述のとおり、”福利厚生”と一口に言っても様々な種類があります。独自の制度を提供している企業もありますが、大きくいくつかのカテゴリーに分類することができます。

住宅関連:住宅補助制度や家賃補助、マイホーム手当など

健康関連:医療費や人間ドック費用補助、医療施設提供など

育児関連:法定外の追加休暇制度や託児施設提供、出産祝い金など

業務関連:業務に関連したセミナーや講座の受講費負担、合格祝い金など

自己啓発関連:業務に関連していなくても、自己啓発のための資格や講座の支援制度(英会話や宅建など)

これらはあくまで一例ですが、これを見るだけでも、給与以外にも”もらえるお金”が意外と多いことが分かりますよね^^

その業界ならではの福利厚生もある!

上記では一般的とされる福利厚生の制度をご紹介しましたが、かには業界ならではの制度もあります。たとえば、鉄道会社であれば、沿線が乗り放題であったり、グループ会社の商業施設での割引を受けられたりする会社もあります。会社独自の福利厚生は、ホームページでは公開されていない場合もあるので、実際に企業で働く社員の方に聞くのが一番です。ただ、インターンシップや説明会の場では、給与や福利厚生に関する質問はあまり良しとされていないので、先輩や個人的に紹介してもらったOB・OGに聞くのがいいかと思います^^

適用条件やもらえる額まで細かくチェックするべし!

これはよくある話ですが、制度は整っていてもその制度が適用される条件が厳しかったり、もらえる額が少額だったり、実態はそれほど充実していない場合もあります。だからこそ、制度面を調べるだけではなく、いつ(条件等)・どのくらい(何割負担なのか等)支給されるのかまで、チェックしておいてください!こちらも、説明会などの場で聞くことは避け、就活・転職サイトで比較したり知り合いに聞いたりするのがいいでしょう^^

おわりに

ご紹介してきたとおり、お給料以外にももらえるお金というのは意外と多いのです!福利厚生の充実さは働きやすさにもつながりますし、心の余裕にもなるので、私はお給料と同じくらいかそれ以上に大切な要素だと思っています。みなさんも、給与制度だけでなく福利厚生の制度についても調べてみてくださいね✨

【アガリ症でも安心!】緊張を味方にする方法

私はアガリ症だから…と面接の自信を失っているそこのあなた!そんなことはありません!!面接で緊張するのは当たり前。緊張しているなかでも、自分の力を発揮できるようにしておけば良いんです^^ そこで今回は、私の考える緊張を味方にする方法をご紹介します!

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 緊張するのは当たり前!

冒頭でもお伝えしましたが、面接で緊張するのは当たり前です。むしろ、緊張しない方が不思議なくらいです。緊張は、あなたがその企業に懸ける気持ちがそれだけ強いことの証ですから、無理に隠す必要もないと思います。実際、私も面接で緊張しましたし、周りの学生たちも目に見えて分かるほど緊張していました^^; そして、時に面接官の人から「そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ^^」と声をかけられたこともあるくらいです。面接官も最初にアイスブレイクで空気を和まそうとしてくれますし、必要以上にアガっていたらフォローもしてくれます。

アガっているからといってマイナス評価にはならない!

私は、アガリ症は面接でマイナス評価されないと思っています。というのも、面接官は学生が緊張するのをある意味当然だと思っていますし、志望度が高ければ高いほど肩に力が入ってしまうものだからです。面接に限らず、誰でも重要なことに取り組むときには緊張しますし、それに懸ける気持ちが強ければなおさらです。だからこそ、緊張は何のハンデにもなりません。大事なのは、アガっていても一生懸命に発言し、自分の思いを伝えようとする姿勢を見せることです。多少言葉につまったり言い間違いをしてしまったりすることを心配することはありません。緊張していても、あなたの準備してきたことをしっかりと面接で伝えることが大切です。

緊張していても実力を発揮するために

 スポーツの世界でもよく「練習は本番のように、本番は練習のように」と言われますが、面接でも似たようなことが言えると私は思っています。どんなに友達同士で面接練習をしていても、そこに本番さながらの緊張感がなければあまり意味はないと思いますし、話すことを丸々暗記して”セリフ”のように覚えてしまうと、緊張で少し忘れただけで焦って頭が真っ白になってしまいます。

そこで、私が考える本番での緊張を乗り越える方法は、

①普段から本番を意識する→緊張感、会場の雰囲気もなるべく近い状態で練習する

②話すことは、完全な文として覚えるのではなく、箇条書き程度で頭に入れておく→言い回しが変わるのは全然OK。でも伝えたいこと・エピソードはきちんと伝えられるように。

③本番は、できるだけ練習の時を思い出して臨む→練習を本番さながらにやっていれば、緊張することにも慣れているはず!

繰り返しですが、合言葉は「練習は本番のように、本番は練習のように」です😊

おわりに

今回は、緊張をテーマに記事を書いてきました。冒頭でもお伝えしたとおり、アガリ症だからといって面接に不安を感じることはありません!大事なのは、緊張の中でも一生懸命伝えようとすること。そのためには、普段から本番の緊張感に慣れておくことが大事だと私は思います😊

【私鉄志望必見】企業分析~東急編~

以前、電力会社の企業分析の記事をアップしてきましたが、今回からは私鉄の企業分析シリーズです。記念すべき初回は東急電鉄です!(以下、東急グループ・東急電鉄株式会社HP参照)

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会社概要

 東急電鉄株式会社は、東京都区部南西部から神奈川県東部に有する路線で鉄道・軌道事業を行っている会社で、東急グループの中核事業である鉄道事業を東急株式会社から継承した事業会社です。鉄道総営業距離は大手私鉄16社中11位とそこまで長くはないものの、連結売上高は1位、利益は連結、単体ともに1位という効率の良い沿線展開をしています。2020年3月からは、「美しい時代へ―」というグループスローガンのほかに「人へ、街へ、未来へ。」という会社独自のコーポレートスローガンを採用しています。

事業概要

鉄道99.9 kmと軌道線5.0kmの計104.9kmの路線を保有し、東横線と田園都市線を基幹路線としながら渋谷駅を最大のターミナル駅として沿線を展開しています。

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路線図(東急電鉄HPより引用)

鉄軌道事業を根幹事業とする一方で、不動産事業や生活サービス事業、ホテル・リゾート事業や流通事業など、私鉄のなかでも特に幅広い事業展開を行い、快適さ」・「豊かさ」を追及し続けています。その事業エリアは国内にとどまらず、ベトナム・ビンズン省にて都市開発事業に、ホーチミン市にて分譲住宅事業に参画したり、オーストラリア・ヤンチェップ地区で宅地開発事業および都市開発事業をおこなったりと、国際事業にも注力しています。

重点施策~中期3か年経営計画より~

2018年度より“Make the Sustainable Growth”(持続可能な成長をめざして)というスローガンを定め、サステナブルな「街づくり」「企業づくり」「人づくり」の、「3つのサステナブル」の基本方針のもと、次の100年に向けて、 既存事業や沿線外拠点を強化するとともに、会社の強みを活かすことのできる新規領域にも積極的に進出することを目標としています。 具体的には、「世界のSHIBUYA」の実現に向けて大規模再開やエリアブランディングの取り組みを推進したり、ICT・メディア事業のサービス拡充を図って顧客接点の強化などを進めています。

ダイバーシティへの取り組み

働きがいがある仕事と働きやすい環境の整備、生産性向上とイノベーション創出により、「日本一働き続けたい会社」を実現することを目指して、個々の多様性を生かした組織づくりを推進しています。具体的には、小学生の子どもを持つ社員向けの学童保育への入会金の一部を支援する制度や妊娠・出産・育児、介護などを事由に退職した社員が復職できるカムバック制度など、幅広い制度を充実させています。また、女性人材のさらなる活躍を目指して、企業におけるダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援することを目的としたNPO法人J-Winや、ハーバード・ビジネススクール(HBS)プログラムに女性社員を派遣しています。

おわりに

 ここまで東急電鉄について私なりにまとめてきました。私鉄は企業ごとのカラーが大きく異なるので、企業比較をしてみるととても面白いですよ^^

今後も私鉄の企業分析についての記事を書いていく予定なので、お楽しみに

【意外な落とし穴!?】面接官がこっそりチェックしていること

ご時勢柄、最近はオンライン面接が主流になっていますが、対面の面接では、受付や控え室での過ごし方など、面接以外でもチェックされている場合があります。そこで今回は、ある企業の先輩から聞いた話をもとに、「面接官がこっそりチェックしていること」をテーマに書いていきます!

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面接じゃないからこそ素の姿と本音がチェックできる!

過去の記事でもお伝えしてきましたが、学生の評価は面接室の中だけでおこなわれるものではありません。アンケートや説明会での態度など、あらゆるところで評価されているという自覚をもって振舞わなければならないのです。もちろん、受付や面接での待合室も例外ではありません!面接には万全な準備をして、ある意味”自分を作った”状態で臨む人も少なくありませんが、受付や控え室では学生の素に近い姿がうかがえます。だからこそ、企業はありのままの学生の姿を知るために、面接時以外でも人物像を見極めようとしているのだと思います。

どんなことをチェックされているの?

 面接時以外でも評価されているからといって、必要以上に自分を繕ったりすることはありませんが、少なくとも社会人として相応しい言動を心掛けなければなりません。具体的には、どのようなところを見られているのでしょうか?聞いた話と体験談をもとに、私なりにまとめてみました↓↓

①受付:初対面の人に対する挨拶の仕方、接し方→声の大きさや明るさ、笑顔など

②待合室(面接前):

・同じ部屋にいる学生や社員の方と、どのように/どれくらいコミュニケーションをとるか

・社員の方から就職活動とは関係のない話を振られる場合もあり←学生の素の部分を引き出そうとしている!嘘をつく必要はないですが、あくまで面接の一環だということを忘れずに^^

③面接後:

・再び待合室に戻ると、社員の方に「おつかれさま!」と声をかけられたり「どうだった?」と感想を聞かれる場合があります!→ついつい気を許してしまいがちですが、本音を話しすぎないように!間違っても、「いい練習になりました^^」とか「実は第一志望ではないんですけどね^^;」とか言わないように(笑)

大事なのは発言だけではない!

ここまで、面接室の外での発言を中心にチェックされているポイントを挙げてきましたが、もちろん所作や行動もチェックされています!そちらも、私の経験をもとにまとめてみました↓↓

①受付での挨拶の仕方

②待合室での座り方・姿勢・荷物の置き方

③待合室から面接室 / 面接室から待合室に誘導される際の所作(会話も!無言はNG)

④帰り際の挨拶・お礼

繰り返しになりますが、総じて大切なのは、面接室の外でも自分が評価されている自覚です。これはあくまで私の予想ですが、面接時以外での言動は、加点法というよりは減点法に近いと思います。上記のようなことができていたからといって加点につながるというよりは、出来ていないと印象が悪いといった感じです。とはいえ、どれだけ面接対策をしていても、それ以外の部分で印象を下げてしまってはもったいないので、ぜひ気を抜かず意識してくださいね😊

おわりに

どこでもかんでも評価されているかと思うと、一挙手一投足・発言ひとつひとつを気にしなければいけない気がして息苦しいと思ってしまいがちですが、社会人として相応しい言動さえ心掛ければ、そこまで気負う必要はありません。ありのままのあなたの姿を評価してもらえるように、普段から好印象な対応を意識しましょう😊

【大手商社だけじゃない!】海外勤務について

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はじめに

突然ですが私は、海外旅行がとても好きで、大学では言語を学んでいるということもあり、就活を始めた当初から漠然とですが”海外勤務”に憧れを抱いていました。一方で、海外に永住するまでの覚悟はできず、将来的には家庭を築いて落ち着きたいという思いもあったので、外国を転々とする職業や海外を拠点にしている企業に就職することには少しためらいもありました。海外勤務というと大手商社や外資系を最初に思い浮かべますが、調べていくうちに、様々な企業が海外に進出しており、海外勤務は色々なところで可能であることが分かっていきました。そこで今回は、私のように海外で働くことに憧れる就活生に向けて、海外勤務をテーマに私の思いを綴っていきたいと思います😊

海外勤務ができる企業は大手商社だけじゃない!

冒頭でもお伝えしましたが、海外勤務ができる企業は総合商社や一部の大手メーカーだけではありません。あらゆる業界の多数の企業が海外に進出しており、それは大都市に限らず地方の企業も決して例外ではありません。もちろん、業界・企業によってどこの国や地域を拠点として活動しているかは異なりますが、海外の人と仕事をしたり外国に駐在して勤務したりすることのできる企業は増えています。私が志望していたインフラ業界も、「インフラ(インフラストラクチャー)」という名前からしても国内・地域密着型のビジネスのように思えますが、実際は様々な分野(不動産や流通事業、インフラ整備や街づくりなど)で海外に進出し事業展開をおこなっています。海外勤務をしたいと考えている方は、ぜひ視野を広げて多様な業界・企業を調べてみてほしいと思います。

自分がどのような働き方をしたいか見つめ直そう!

これは海外勤務にかぎらず企業選び全般に言えることですが、まずは自分がどのような働き方をしたいかを考える必要があります。一口に海外勤務といっても、色々な形態があり、基本的には日本で仕事をしながら月1~2回程度海外出張に行く働き方もあれば、外国の支社に駐在して仕事をする働き方もあります。海外勤務も視野に入れている人は、自分はどのように・どの程度海外で活躍したいと思っているのか、自分と向き合うことが大切だと私は思います。私の場合、前述のように、将来的には家庭を築いて日本で働き続けたいという思いがあり、それでも海外に携わる仕事をしてみたいと思ったので、日本にいながら海外と関わることのできる、そして駐在というよりは出張がメインの仕事に注目していました。

※関連記事:『私が重視していた職場環境について』

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海外勤務制度や実態を調べよう!

その会社がどんなに海外進出していても、容易には海外勤務にチャレンジできない可能性もあります。(海外勤務できるのは総合職ではなくプロフェッショナル職やキャリア採用限定、希望を出してもほとんど配属されることがない、など)そのため、海外勤務制度やその実態の確認は必要不可欠です。それらの情報は、企業HPなどの公開されているデータからだけでは分からない場合も多いので、セミナーやインターンシップ、座談会などを活用して、できれば実際に海外事業に携わる社員の方から直接お話を伺うのが良いでしょう。どのくらい希望の通る会社なのか、自分の望む働き方ができる会社なのか、きちんと見極めましょう。

おわりに

今回は海外勤務をテーマに私の考えを書いてみましたが、ご参考いただけましたでしょうか?海外への事業展開はその企業の成長可能性とも通ずるものがあるので、企業研究をする際にはぜひ着目してみてください^^

【対策が命!】面接での頻出質問&差がつく質問

みなさん、面接に際して少なからず回答を準備したりするかと思いますが、予想質問は考えれば考えるほど出てきますよね^^; そこで今回は、一般的に頻出とされている質問にくわえて、意外と穴になりがちな”差がつく質問”をご紹介します!

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 頻出質問ベスト20

これらはどの企業でも一度は聞かれるであろう頻出質問です。理由や具体的なエピソードも含めて、あらかじめどのように返答するかシミュレーションしておきましょう。一冊のノートにまとめておくと、見返しやすいですよ^^

1.あなたが大学時代に一番打ち込んだことは何ですか?

2.大学時代に得たものをどう仕事に活かせると思いますか?

3.ゼミの内容を教えてください。

4.あなたの長所/短所はなんですか?(自己PRしてください)

5.あなたは友人からどんな人だと言われることが多いですか?

6.あなたのどのような点が当社の仕事に適していると考えていますか?

7.今まで一番苦労したことは何ですか?それをどのように乗り越えましたか?

8.今まで一番楽しかったこと・充実感を感じたことは何ですか?

9.あなたにとって働くことの意味は何ですか?

10.どんな社員になりたいと思いますか?

11.あなたの企業選びの基準・就職活動の軸は何ですか?

12.アルバイトでのエピソードを教えてください。

13.最近、どのようなことに関心がありますか?

14.当社に対する志望理由をお聞かせください。

15.他社の選考状況を教えてください。

16.希望しない部署に配属された場合はどうしますか?

17.今まで最もチャレンジしたことを教えてください。

18.あなたのモチベーションの源泉は何ですか?

19.当社の経営課題は何だと考えていますか?

20.1分間で自己紹介をしてください

差がつく重要質問

 それではここからは、対策しているかしていないかで差がつく、意外と重要な質問をカテゴリー別にご紹介します☆

 ○経営理念・経営方針・社員の心得に関すること<会社のHPを確認しておくのはマスト!!>

 ・当社の企業理念をどう思いますか?

 ・当社の社会的な責任は何だと考えていますか?

 ・当社の社員が心得ておくべきことは何だと思いますか?

○商品・サービスに関すること<メーカーは特に注意!>

 ・当社の商品を使ってみた感想を教えてください。

 ・自分を商品に例えると何ですか?

 ・あなたの好きな当社の商品を理由とともに3つ挙げてください。

○将来のビジョン・新規ビジネスに関すること<あなた独自の視点が問われます!>

 ・将来取り組んでみたい新規ビジネスは?

 ・当社で実現したいこと、チャレンジしたいことは?

 ・入社後、実現したいことは?

○業界の現状や将来の予測に関すること<業界研究必須!>

 ・この業界の現状と将来性について、どう考えていますか?

 ・なぜこの業界を志望するのですか?

 ・今後、この業界における課題は何だと考えていますか?

○ニュース・時事問題等に関すること<普段から世の中の動きをチェックしておくこと!>

 ・最近、気になったニュースを3つ挙げてください。

 ・最近興味を持った新聞記事は何ですか?

 ・最近読んだ本を教えてください。

○発想力・思考力に関すること<個人的にはこれが一番ポイントだと思います!!>

 ・あなた自身を色に例えると何色ですか?

 ・あなたを動物に例えると何だと思いますか?

 ・○○のとき、あなたならどうしますか?(例:ある受験生がどうしても重要な忘れ物をしたから3分電車を止めてと言ってきたら、あなたはどうしますか?<私鉄で実際にされた質問です^^;>

まとめ

頻出質問は就活生みんながある程度準備していますが、本当に差がつくのは頻出なものから少し外れた質問です!もちろん今回ご紹介したもの以外にも様々なものがありますが、これを参考に面接対策に役立ててもらえれば嬉しいです😊

【気になる!!】大学の専攻と違う企業は不利になる?

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はじめに

突然ですが、みなさんは大学での勉強と就活での関係をどのように考えていますか?私は言語系の専攻で、自分の志望しているインフラ業界とは全く関係がなかったので、「もし、『大学で学んでいることをどのように活かしますか?』とか『なぜ専攻と全く違うのに当社を選んだのですか?』とか聞かれたらなんて答えよう…」というのが、実は悩みの種の一つでした。みなさんが同じような疑問をお持ちかは分かりませんが、私のように悩む就活生に少しでも勇気を与えられるように、今回は私の経験談から、大学の専攻と違う企業は不利になるのかどうかということをお話しようと思います!

※ただ私は文系なので、理系では異なることがあるかもしれないことはご承知おきください^^;

志望企業と関係ない学部でも不利にはならない!

最初に結論をお話してしまうと、私は志望企業と関係ない学部でも不利にはならないと思います。私がそう考える理由は、大きく分けて2つあります。

一つは、単純に周りの友人や内定者を見ていて、企業ごとに学部の偏りや関連性がないということを肌で感じたからです。本当に様々な勉強をしている学生が私の同期になる予定ですし、同じ専攻の友達もみんな”言語”とは関係のない企業から内定をもらっています。これはあくまで肌感ですが、実情にいちばん近いので、ある意味”正確な”情報ではないでしょうか^^; それに、そもそも大学での勉強と就活が密接に関連していなくてはいけなかったら、銀行には経済学部の人しかいけなくなりますし、逆にメーカー業界などはどの学部の人が”関連”しているかも分かりませんよね(笑)そのため、企業もそこまで大学での勉強に重きは置いていないと思います。

二つ目は、過去の記事でもお伝えしてきましたが、面接で見られているのは「過去にどんなことをしてきたか」よりも「これから当社に入社してどのように活躍してくれそうか」ということだからです。入社後に必要となってくる能力は、大学で勉強してきたような「学問」的なことではなく、「仕事力」などと総称されるような交渉力やコミュニケーション能力などで、そこまで勉強内容については重要ではありません。とはいえ、面接ではゼミや研究内容は聞かれますよね。それは、勉強内容と仕事の関連性を見極められているというよりは、「学習意欲が高く学業にしっかりと取り組んでいたか」ということを判断するための質問だと思っておいていいでしょう^^

専攻とどのように関連があるか聞かれたときは?

では、「大学で学んでいることを当社でどのように活かしますか?」と聞かれたときはどのように答えたら良いのでしょうか?上述のように、そこまで企業は大学での勉強を重要視していないので「なぜ専攻と全く違うのに当社を選んだのですか?」などと意地悪な質問をしてくることも少ないかと思いますし、私も実際この類の質問はされたことはありませんが、もちろん回答は用意していました。そんな私が考えるベストな答え方は、方法論からのアプローチをすることです。具体的には、「ゼミで○○という経験をしました。この経験から、△△ということを学び、これを御社に入社後に活かせると思っております。」「私はゼミにおいて、○○ということを意識して活動していました。これは、仕事においても△△という点で必要なことであり、入社後もこれを意識しながら御社に貢献したいと考えております。」などといった感じです。つまり、ゼミから学んだことは、専攻内容だけでないということをアピールすると良いということです。

おわりに

今回は、私が就活時代に最も悩んでいたことの一つをテーマにしてきましたが、少しはみなさんの疑問を解決することができたでしょうか?

今後もみなさんのお悩みを少しでも解決できるような記事を書いていきたいと思いますので、何か悩んでいることがあればぜひコメントください💖

【意外と差がつく!】面接での逆質問の仕方

面接では、最後に「何か質問はありますか」と聞かれることがあります。これを逆質問と言いますが、これは単に”疑問解決の場”ではありません!逆質問も面接の一部なので、質問の仕方によってはマイナスな印象を与えかねません。そこで今回は、正しい逆質問の仕をご紹介します!

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 逆質問の意図は?

企業が面接の場で逆質問をする意図は、その会社への志望度の高さのチェックだと思います。どのくらい企業研究をしているのか、どのような視点で企業を見ているのかということが伺えるので、企業としては学生の熱意をはかる材料として逆質問をするのです。より深い企業研究ができていたり、鋭い視点からの質問だったりすると、面接官の人に好印象を与えることができます。逆に、「最後に何か質問はありますか?」と聞かれて「特にありません」と答えるのは、うちの会社にそれほど興味がないと思われても仕方がありません。逆質問の機会を与えられるかは企業によって、またその時々によって変わってきますが、もし逆質問を求められたらできるように、一つか二つは用意しておいた方がいいでしょう。

どのような逆質問が好印象なのか?

深い企業研究がうかがえるものが好印象と言いましたが、深い企業研究とは具体的には以下のようなものです。

・IR情報の研究(経営計画、プレスリリースなど)

・ビジネス誌や新聞記事を使った研究

・競合他社との比較研究

・企業のWEBサイトの「社員紹介」ページの研究

・OB・OG訪問やインターンシップを通した研究

会社が公開している情報を深くまで読み込んだり、インターンシップやOB・OG訪問で実際に話を聞いたりしたうえで湧き出てきた質問は、しっかりとした企業分析ができている証拠になります。

👨「御社の○○の新事業についてIR情報の経営計画のページで拝読したのですが、△△の点について、学生のうちに勉強しておくべきことを教えてください。」

👩「御社の○○プロジェクトについて、インターンシップでお話を伺って大変興味を持ちました。将来そのプロジェクトに配属していただくには、どのような力が必要か教えてください。」

質問をするのは面接だけではない!

ここまで面接での逆質問について書いてきましたが、質問を求められるのは面接だけではありません。セミナーや会社説明会、インターンシップなど、質疑応答の場では積極的に質問することが重要です。大勢の参加学生がいる中で挙手をして質問をするのは気が引けるという方もいらっしゃるかと思いますが、休み時間に個人的に質問に行くのもよいでしょう。もちろんただ質問すればいいというわけではなく、上記のような企業研究を進めていることがうかがえるような質問をすることで、志望度の高さや熱意をアピールすることができます。

おわりに

今回は面接での逆質問をテーマに書いてきましたが、冒頭でもお伝えした通り、逆質問はあらかじめ考えておくことをオススメします。もし逆質問の機会を与えられなくても、どうしても聞きたいことがある時や熱意をアピールしたい時は、「最後に一つだけ質問をさせて頂いてもよろしいでしょうか?」と聞いて、質問するといいでしょう^^

【電力志望必見】企業分析~中部電力編~

以前、東京電力ホールディングス・関西電力の企業分析の記事をアップしましたが、今回は中部電力編です!(以下、中部電力株式会社HP参照)

※過去の企業分析シリーズの記事はこちら↓↓

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 会社概要

 中部電力株式会社は、愛知県名古屋市に本社を置く日本の電力会社で、略称は「中電」(中国電力と区別するために「中部電」と呼ぶ場合もある)が使われています。2020年4月より、中部電力株式会社は、電気・都市ガスの販売事業を中部電力ミライズ株式会社に、送配電事業を中部電力パワーグリッド株式会社に移管しています。企業理念は「くらしに欠かせないエネルギーをお届けし、社会の発展に貢献します。」と掲げ、コーポレートスローガンとして2020年より「むすぶ。ひらく。」を導入しています。

事業概要

中部電力は発販分散型の事業モデルへの移行を経営ビジョンの一つに掲げ、中部電力パワーグリッド株式会社が母体となって、長野県、岐阜県(一部を除く)、静岡県富士川以西、愛知県、三重県(一部を除く)を供給区域として一般送配電事業を、中部電力ミライズ株式会社が電気・ガスを一般の需要家に販売・供給しています。また、最適なエネルギーミックスを追求し、低炭素社会の実現を目指した社会貢献も経営ビジョンの一つに掲げて事業展開をおこなっています。さらにそこに技術革新を組み合わせて、中部電力グループが一体となって、地域の各種インフラの情報を集約・制御し、防災強化・見守り・エネルギーシェアリング等、コミュニティの課題解決につながるサービスを提供することを経営ビジョンの中で示しています。

新成長分野

中部電力グループは、電力事業以外に様々なサービスを提供することで、お客さま・社会の信頼と期待に応え、選ばれ続けることを目指しています。暮らしに役立つサービスとしては、子育て支援サービス「中部電力+Oh!」LINEでおうちの状況を教えてくれるホームIoTサービス「ネコリコ」など、社会に役立つサービスとしては、電柱から地域を見守る「mimomori-pole」次世代モビリティ「e-Mobility Power」など、幅広いサービス事業を展開しており、新成長分野として期待されています。

安全と健康の取り組み

中部電力グループは、安全と健康は何よりも優先するという経営陣の強いコミットメントのもと、安全文化の醸成や健康経営の推進に積極的に取り組んでいます。2019年より安全や健康に特化した経営会議体を新たに設置し、従業員の安全や健康に関する諸課題の解決に向けた施策を審議、決定する活動も進めています。また、健康づくりの取り組みとして、定期健康診断の受診義務のある従業員を対象とした人間ドック全員受診化女性の健康課題への対応などもおこなっています。

 おわりに

ここまで私なりに中部電力についてまとめてきました。

今回で電力会社の企業分析シリーズは一旦おしまいですが、私鉄の企業分析シリーズも書いていく予定ですので乞うご期待