私鉄新入社員彼氏と電力内定彼女のブログ。

とある私鉄の総合職に入社した新入社員の彼氏と電力会社に来年入社予定の彼女が、就活や仕事についてゆるく書いています。

【企業研究には必須!】経営計画を読み込もう!

企業研究は色々な方法がありますが、なかでも私が最も読むべきだと思うのが、企業が公開している経営計画です。経営計画は、見れば見るほど、その会社のビジョンや可能性が見えてくるものです。そこで今回は、私がオススメする経営計画の読み方をご紹介します!^^

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経営計画とは

経営計画とは、企業がその将来に向けての経営ビジョンや数値目標を設定し、それを実現するためにいつ何をどのようにすべきか、ということを示した行動計画のことをいいます。経営計画の実現に向けて会社の意思統一を図る目的があると同時に、中期的な方向性を投資家に明示し、自社の成長戦略を投資家と共有する意味もあります。経営計画は、長期(10年程度)・中期(3~5年)・短期又は単年度(1年)と期間で区分されますが、私は中期経営計画が特に肝になると思います。企業は、経営理念を大前提として、今後の事業の方向性やビジョンを具体的な数字にまで落とし込んで、中期経営計画の策定をしているからです。

中期経営計画から分かるもの

ここからは、「経営計画=中期経営計画」として話を進めます。中期経営計画は、会社の現状整理や課題を明確にし、その企業が目先で何が必要かを明確にする目的で作成されています。そのため、一言でいうと、その会社の「過去」「現在」「未来」を一気に見て取ることができるわけです。

もう少し具体的に言うと、以下のようになります。

「過去」:これまでどのような事業を展開し、どのような業績をあげてきているのかなど

「現在」:どのようなプロジェクトを進行中なのか、(普遍的な)経営理念・目標など

「未来」:今後の展望や目指す姿、売り上げ目標など

つまり、中期経営計画を読み込むことは、一番手っ取り早く最も効率の良い企業研究の仕方だと言えます。

中期経営計画のフレーズを用いて、面接官の心をくすぐれ!

中期経営計画を読み込むことの重要性は、もう一つあります!それは、中期経営計画で使われているキーワードとなるフレーズや単語をエントリーシートや面接で使うことで、面接官の心をくすぐることができます。企業は、中期経営計画の策定にあたり、相当な労力と時間をかけて、使う言葉一つ一つにまで気を遣って作成しています。だからこそ、企業はその中で使われているキーワードには思い入れがあり、学生がそれを使って志望動機を述べてくれると、心をくすぐられるのです。そして、キーワードを盛り込むことは、中期経営計画を読み込んでいる証拠にもなり、企業研究を進められていることを暗にアピールすることができるのです!

おわりに

中期経営計画は会社のHPで閲覧可能ですが、ページ数が多くあるものもあり、読む気をなくしてついつい見るのを後回しにしてしまっているかもしれません。しかし、中期経営計画は、それだけで企業研究ができるほど会社の色々な側面が凝縮されているので、ぜひ優先的に読んでほしいなと思います^^