【もうこれで焦らない!】『ウチじゃなくてもよくない?』に対する答え方
面接では時に意地悪な質問をされることもありますが、その代表例が「それウチじゃなくてもできるんじゃない?」という質問ではないでしょうか?!そんなに詰めなくてもいいじゃん…と思う一方で、この答え方ひとつで明暗が分かれることがあるのも事実です。そこで今回は、「ウチじゃなくてもよくない?」と聞かれた時の正しい答え方をご紹介します!
唯一無二の志望動機を考えよう!
これは今回のテーマからは少し離れるかもしれませんが、まず大前提として大切なのが他の学生とは一線を画す「唯一無二の志望動機」をつくることです。「企業理念に惹かれたから」「インターンシップで社員の方の人柄を魅力的に感じたから」「○○というプロジェクトに携わりたいから」といった淡泊でありふれた志望動機では、「それは本当にウチでなきゃできないの?」と疑問に思われてしまいます。まずは、そのような疑問さえ抱かせないように、誰ともかぶらず説得力のある志望動機を考える必要があります。
説得力のある志望動機の作り方に関しては、こちらの記事をご参照ください^^
会社が大切にしていることとあなたの就活軸はマッチングしているか?
企業が「同業他社でなく、なぜ当社を志望するのか」という比較質問をする意図の一つに、あなたの就活軸や仕事の価値観がその会社の社風や大切にしている理念と合致しているかを確かめることがあげられます。そのため、同業他社ではなく御社を志望する理由としては、もちろん事業内容に関してもそうですが、経営理念や社風にまで言及する必要があると思います。
たとえば、こんな感じです↓↓
〇あなたの就活軸:
・チャレンジ精神が旺盛である
・仕事を通して自分自身を成長させたい
〇企業が大切にしていること:
・“挑戦心”
・ジョブチャレンジ制度で社員のスキルアップを重要視している
⇒「御社の企業理念である”挑戦心”やジョブチャレンジ制度で入社後もスキルアップできる点が、私の就活軸である、チャレンジ精神を活かして仕事で成長したいという点に合致していると考えております。」
このように、就活軸と企業の価値観が合致していることをアピールすることにより、内定後・入社後のミスマッチングがないことを示唆することができます。
そのためには、企業の経営理念やポリシーを調べたうえで、自分の就活軸をすり合わせることが必要です。
これを一般化すると、以下の図のようになります。
あなたの長所と事業内容の共通点を探そう!
もうひとつアピールするポイントとして、企業の事業内容とあなたの持つ長所・スキルとの関係性があげられます。どんなにあなたがハイスペックであっても、その企業での仕事内容と関係なければ、人事に「ぜひウチの会社に欲しい!」と思ってもらうことは難しいでしょう。たとえば、語学が堪能な人であれば、その語学力を活かして具体的に御社のどの事業にどのように貢献できるのかをアピールする、リーダーシップがあるのであれば、どのような分野でその力を発揮したいと考えているのか伝えるなど、あなたの特徴に合わせて具体性を持たせながら、あなたがどう会社に貢献できるかを主張しなければなりません。それは「同業他社ではなく御社でなくてはならない」理由にもつながり、会社にとっても優秀な人材を獲得し、あなた自身にとっても最大限力を発揮できる、いわば”win-winの関係”であることを示唆するのです^^
おわりに
同業他社との比較質問や「御社でなくてはならない理由」は、人によってはあまり聞かれたくないかもしれませんが、実は他の学生と差を付けやすい質問でもあります!「私が一番御社にふさわしい人材だ!」くらいの自信をもって、あなたの考える御社の魅力とそこに貢献できるあなた自身の良さをしっかりとアピールしてきてください⭐