私鉄新入社員彼氏と電力内定彼女のブログ。

とある私鉄の総合職に入社した新入社員の彼氏と電力会社に来年入社予定の彼女が、就活や仕事についてゆるく書いています。

【これが決め手!】私が考える電力会社の魅力

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電力会社のイメージ

電力会社というと、インフラ業界の中でも特に生活に必要なライフラインを提供する「インフラのインフラ」として、古くから社会貢献をしてきた、公益企業のイメージがあるかと思います。それゆえに、昔ながらの古くて保守的な会社と思う方もいらっしゃるかもしれません。何を隠そう私自身も、インターンシップに参加するまではそう思っていました。また、近年では「電力自由化」という言葉もよく耳にするようになり、電力小売事業に誰でも新規参入できるようになったため、電力会社にとってはピンチであるという捉え方もされています。しかし、インターンシップに参加したことで、私の中の電力会社のイメージは大きく変わり、それをきっかけに志望度がぐんと高まりました。そこで今回は、私がインターンシップやこれまでの就活を通して感じた、電力会社の魅力について書いていきたいと思います。

事業領域の広さは随一!

電力会社は実は、電力事業をはじめとしたエネルギー事業以外にも、多様な事業を展開しています。情報通信事業や不動産事業、医療やライフサービス事業、新規事業に至るまで幅広い事業領域を持っています。また、近年では海外事業にも積極的に取り組んでおり、海外コンサルや発電所建設などもおこなっています。私はもともと、エネルギー事業というよりは、スケール感の大きい海外事業に興味を持ちましたが、電力会社の想像を超える事業領域の広さに圧倒され、もはや電力会社の地盤とノウハウを持ってして実現できないことはないように思い、次第に魅力を感じていきました。

ここで、具体的な事業展開について、東京電力ホールディングスと関西電力の例を見てみましょう。

東京電力ホールディングスの場合

 2020年4月からの送配電分離にともない、発電・送配電・小売はそれぞれ分社化され、それを統括しているのが東京電力ホールディングスです。東京電力ホールディングスは、それらのエネルギー事業にくわえて、不動産事業(東電不動産(株))や高齢者サービス事業(東電パートナーズ(株))、エネルギー分野を中心とした新規ビジネスを立案・事業化するグループ会社(東京電力ベンチャーズ(株))など、その領域はさまざまです。

関西電力の場合

 関西電力も、2020年4月から送配電カンパニーとして分社化しましたが、電力事業全体を統括しています。関西電力は電力会社のなかでも積極的に海外事業に力を入れている企業で、途上国でのインフラ整備や電源開発にも取り組んでいます。グループ会社としても、電気通信事業(株式会社オプテージ)やホテル・エンタメ事業(株式会社関電アメニックス)、医療分野(株式会社関西メディカルネット)などど多岐にわたっています。

電力自由化はチャンス

 電力自由化で誰でも電力小売事業に新規参入できるようになったことで、電力会社にとってはピンチが到来しているという見方もあるようですが、実際にインターンシップに参加して、電力会社には電力自由化をチャンスととらえる気風とそれを裏付ける根拠がしっかりとあることを体感しました。前述のようなエネルギー事業にとどまらない事業領域を活かしながら、競争に勝っていくことができる企業力と人財が備わっており、自由化の流れのなかでも生き残っていける可能性を私は大いに感じたのです。また、電力会社にはブランドと信頼があり、これからも”選ばれる企業”となるべき要因がそろっていると思いました。

 

 イメージとは裏腹な挑戦的な姿勢

そしてもう一つ私が意外だったことが、堅実で保守的なイメージとは裏腹に、企業全体にとても挑戦的な気風があったということです。自由化の流れのなかで生き残っていくのはもちろん、それにとどまらず地域の枠を越えて日本全国、ひいては海外まで事業領域を拡大していこうというチャレンジングな姿勢がありました。そこに会社としての成長可能性を感じ、私は魅力を感じました。

おわりに

私がインターンシップを通して感じた電力会社の魅力を、少しはお分かりいただけたでしょうか?伝統を守り地域貢献を第一に考えながら、新しい事にどんどんチャレンジし会社としてさらなる成長を目指す、温故知新の精神が電力会社の魅力の一つであると思っています。少しでも参考になったという方はスターを押してください🌟