【経験者が語る!】私鉄総合職の内定をもらうために必要な3つのこと
今回は、倍率が数百倍ともいわれる私鉄総合職から内定をもらう方法について書いていきたいと思います。
1. コミュニケーション能力
以前にも書きましたが、私鉄の総合職は将来的に管理職になることを期待される立場です。そのため、社員はコミュニケーション能力が高い人がほとんどです。入社してからも、研修として自己紹介や企画発表など、度々同期や上司の前でプレゼンをする機会があるため、人前で話すのが苦手な人には向いていない職業なのかもしれません。また、面接も「学生の時に頑張ったこと」などの一般的な質問だけではなく、その場の対応力が問われる少し変わった質問をされることも多くあります。このことからも、用意したコミュニケーションだけではなく、「本物のコミュニケーション能力」が問われている業界といえるでしょう。面接に関しては今後記事を書く予定なので楽しみにしておいてくださいね!
2. 差別化
これに関しては、私鉄業界にかぎらず様々な業界で言えることなのですが、面接の際に、業界の魅力を言えてもその中でなぜその企業かを明言できなければ、採用担当者の心には響きません。
Aくん:👦 「私はインターンシップで御社の雰囲気の良さに魅力を感じたため第一志望です。」
Bさん:👩「私は○○駅の開発をしていることを魅力に感じたため御社が第一志望です。」
Cさん:👨 「私は御社の○○というプロジェクトに感銘を受けました。今のトレンドの○○と御社の○○という精神を上手く掛け合わしており、私もこのプロジェクトに、自らの△△△という強みを生かしながら携わりたいと思っております。」
もしこの中で一人の学生を採用するとしたら、あなたはどの学生が最も魅力的だと感じますか?おそらく多くの方がC君を選ぶと思います。
A君に関しては、インターンシップに参加し雰囲気を肌で感じたうえで志望してくれたことは伝わりますが、具体的にどこが魅力的に感じたのか伝わってこず、あまり説得力がありません。
Bさんに関しても、ある程度企業研究を行ってきた様子はうかがえますが、うわべだけをなぞっているように思われても仕方ありません。これでは、他の就活生とふるいにかけられた時に選んでもらうことは難しいでしょう。
一方C君は、詳しい企業研究ができているのはもちろんのこと、最近の業界トレンドや自分がどう貢献できるかまで簡潔に述べられており、面接官の印象に残る回答です。
企業研究をする際に忘れないでおいてほしいことは、志望動機は「その企業に入りたい理由」であって、「その業界に興味がある理由」ではないということです。つまり、その企業が強みとしている業界内での差別化ポイントや大事にしている理念を的確に押さえながら、それを魅力的に感じた理由、そして自分ならそれにどう貢献できるかということをワンセットで伝えてはじめて、企業側は「この人はうちで活躍してくれそうだ」と思ってくれるのです。そういった意味で、一般的な就活生との差別化を図ることが重要です。
3. 縁
最後に大切なのは「縁」です。私鉄の倍率は数100倍ともいわれてます。何千枚と出されたESの中から、最後の数十人(企業によれば十数人)に選ばれるのは簡単なことではありません。実際、同じ総合職仲間に聞いてみても、私鉄はこの企業しか内定をもらっていないという人が大半です。これも私鉄業界に限った話ではありませんが、就活では自分の第一志望の業界・会社に固執しすぎず、「なるようになるさ」ぐらいの気持ちで挑むのが大切です。
まとめ
今回は、「私鉄総合職の内定をもらうために必要な3つのこと」というテーマで話してきましたが、これらは私鉄の総合職に限ったことではなく、どの企業・どの職種でも大切にしてほしいポイントです。これから就活をむかえる人に、少しでも参考になれば幸いです😊記事が気に入ればTwitterのフォローもよろしくお願いします!