私鉄新入社員彼氏と電力内定彼女のブログ。

とある私鉄の総合職に入社した新入社員の彼氏と電力会社に来年入社予定の彼女が、就活や仕事についてゆるく書いています。

【ひそかな疑問を解決!】「面接」と「面談」のちがいってなに?

就職活動をしていると「面談」という言葉をよく耳にしますが、「面接」とは何が違うの?と疑問に思ったことはありませんか?今回は、そんな疑問を解決すべく、就活における「面接」と「面談」の違いについて、私の経験も含めて書いていこうと思います。

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辞書的な意味の違い

就活における意味の違いを考える前に、辞書的な意味の違いを見ていきましょう。(以下、goo国語辞書より引用)

「面接」:直接に会うこと。特に、応募者や対象者に直接会って試問・助言などをすること。

「面談」:面会して直接話をすること。

こう見てみると両者に大差はないように感じますが、強いて言うなら、「面接」では、「試問・助言などをすること」とあるように話をすることに加えて何かを尋ねたり評価をしたりするというニュアンスが感じられます。

そもそも違いはあるの?

それでは、就活の文脈においてはどのように使い分けられているのでしょうか。というよりその前に、そもそも違いはあるのでしょうか。結論を言うと、私はないと思います。これより先は、経験を踏まえた私の憶測にすぎないので、話半分くらいで聞いてください^^;

私は、「『面接』であれ『面談』であれ、評価される場であるということには変わりない」と思っています。これはある知り合いの社員の方(人事ではないですが)から聞いた話ですが、社員が学生に会うというのは少なからず時間とお金がかかっており、経費を使ってる以上企業側が情報を提供するだけで学生の評価をしないというのは、企業からすると「割に合わない」そうです。言われてみれば、そうですよね(笑) 先輩社員座談会であれリクルーター面談であれ、社員の方々は仕事の手を休めて話をしに来て下さっているわけで、ましてや場所がカフェとかとなると飲食代もかかってきます。そこまでして学生に会おうとしてくれるのは、もちろん企業の魅力を知ってほしいからですが、いちばんは直接話をすることで学生のことを知りたいからです。それは必ずしも”評価”ではないかもしれませんが、少なくとも「どんな人物であるか」ということは見られていると思った方がよさそうです。(現に私も、「選考に関係ない」とされていた面談をきっかけに”優遇ルート”に乗れた経験があります^^;)

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企業はどのように使い分ける?

 「面談」も「面接」も評価をされる場という意味では同じなのだとすると、企業はどのように使い分けているのでしょうか。これもあくまで私の推測ですが、公に採用活動が解禁されているかどうかだと思います。一般に大学4年生になる3月1日から就活解禁とされていますが、実際はそれよりもずっと前から企業は採用活動を始めており、業界によっては年内に内定が出るところもあるくらいです。しかしながら、特に日系大手企業は体裁もあるので、あまり大っぴらに採用活動をしていることを公言しない場合が多いのです。そのため、「面接」という明らかな評価をする場は設けられませんが、優秀な人材は早くに確保しておきたいので、「面談」という形をとって学生と接触する機会を設けるのだと思います。

面談を有効活用しよう!

とはいえ、面談は面接と比べて堅苦しい雰囲気もなく、気軽に相談や質問をしやすい場であることは間違いありません。あらかじめ聞きたい質問などはリストにまとめておいて、スムーズに質問できる用意をしておきましょう。その際注意したいのが、「自分の考えや思いを盛り込んだ質問をする」ということです。たとえば仕事のやりがいについて質問する時、「どういう時に仕事のやりがいを感じますか」と聞くより、「先ほど□□という仕事をされているとお聞きして△△という点にとても魅力を感じたのですが、○○さんは今の部署でどのような時に仕事のやりがいを感じられますか」と尋ねる方が、きちんと話を聞いており熱意がある学生というアピールができます。これは一例ですが、質問一つでも十分印象アップにつながるので、ぜひ意識してみてください!また、社員の方は話しやすい雰囲気を作ってくれると思いますが、前述のように少なからず評価されていることを忘れず、あまりざっくばらんに話し過ぎるのは控えましょう。

おわりに

就活における「面接」と「面談」のちがいについて私の経験談をもとにお話してきましたが、お悩みは解決できたでしょうか?こんな話をすると面談でもがちがちに緊張させてしまいそうですが(^^;)、おそらく企業は普段の素に近い部分も見たいと思うので、あまり肩に力をいれすぎず、お茶を楽しむ気持ちで面談に臨みましょう😊