【即解決!】私鉄ってなにしてるの?
そもそも私鉄って何してるの?
私鉄と言われて皆さんは何をイメージしますか?
おそらく殆どの方が、普段皆さんが乗っている電車を最初に思い浮かべるかと思います。確かに電車を走らせる運輸部門は私鉄会社の根幹であり、各社そこから事業をスタートさせてきました。しかし、時代を経るにつれ、「駅」という人が集まる場所を持っている強みを活かし、不動産業や流通業、企業によればエンタメ業にも参画するようになり、今では鉄道会社の根幹事業を支える重要なコア事業になっています。
それでは次に、主な私鉄企業の事業別営業利益割合を見てみましょう。
主な私鉄の事業別営業利益割合
西武ホールディングス
西部ホールディングスの最大の特徴はホテル・レジャー事業の比重の高さです。プリンスホテルや八景島シーパラダイスも西武ホールディングスのグループ会社の事業の一つです。またその他にも、西武ライオンズやハワイの最高級リゾート「マウナケアビーチホテル」を運営していることも一つの特徴です。
東急株式会社
東急株式会社は渋谷を拠点に開発を進めており、売上高1兆1,574億円の私鉄トップクラスの企業です。そのこともあり、不動産事業の割合の高さが特徴的です。渋谷のスクランブル交差点の開発にも東急が携わっています。
阪急阪神ホールディングス
阪急阪神ホールディングスの最大の特徴は、東急株式会社と同じく不動産事業の高さです。関西一の繁華街、梅田の開発を担っていることが不動産事業の割合の高さにつながっています。また、エンターテインメント事業として宝塚歌劇団や阪神タイガースの運営にも携わっています。
おわりに
ここまで私鉄の事業領域の広さを中心に書いてきましたが、私鉄の魅力をお分かりいただけたでしょうか?運輸事業にくわえて、不動産やエンタメなど様々な事業に力を入れていますが、すべての事業に共通して言えることは「生活に密着している」ということです。だからこそ、自分の仕事が社会の役に立っていると実感できる場面も多く、それがやりがいに繋がると思っています。
また、どのような事業展開を行っているかは私鉄によっても少し異なり、そこにそれぞれの企業の個性が出ているので、私鉄業界に興味がある方はその点にも注目してみてください。
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