私鉄新入社員彼氏と電力内定彼女のブログ。

とある私鉄の総合職に入社した新入社員の彼氏と電力会社に来年入社予定の彼女が、就活や仕事についてゆるく書いています。

【実際どうなの?】「私鉄総合職」としての働き方

前回は私鉄の仕事について書きましたが、今回は私鉄の総合職がどのようなキャリアステップを歩むのかについて書いていこうと思います。

まだ読んでない方はこちら!

【即解決!】私鉄ってなにしてるの? - 私鉄新入社員彼氏と電力内定彼女のブログ。

f:id:timutaka:20200607160943p:plain

私鉄総合職は将来の管理職

まず前提として、私鉄で総合職採用された方は将来的にグループ会社及び本社の管理職になることを期待されています。企業によって若干の差はあると思いますが、グループ会社の社長や執行役員の多くは本社の総合職採用の方から選ばれています。そのため、採用人数を数十人と絞って採用しているのです。

🔑キーワードは「ジョブローテション」

皆さんはジョブローテーション」という言葉を聞いたことがありますか?

ジョブローテション:企業において社員の能力開発を行うことを目的として、多くの業務を経験されるために一人の人間を定期的に異動させること。

これは私鉄業界に限って行われることではありませんが、私鉄の総合職にもこのジョブローテション形式が採用されています。2、3年の短期スパンで部門を異動する社員もいれば、不動産で10年以上働いていた社員が急に鉄道に異動するようなことも往々にしてあります。これはあくまで個人的見解ですが、様々なことに興味があったり、一つのことに集中するよりも色々なことを経験してみたい人には、このジョブローテーションはもってこいだと思います!

キャリアステップの歩み方

総合職で採用された方は、現業で採用された方に比べてキャリアステップが早いという特徴があります。そのため、年上の方を部下に持つなんてことも多々あります。若手社員として現場を経験したあとは、比較的早い段階で大きな仕事をまかされ、中堅社員になると課長・グループリーダーといった管理職ポジションに就く、というキャリアステップが一般的なようです。

f:id:timutaka:20200606192728p:plain

西武鉄道ホームページより引用(一部編集)

総合職に求められること

 前述のとおり、比較的早いペースでキャリアアップし、将来的には会社の幹部になることが期待されている総合職社員に求められていることは、上手く人に頼り、人を動かすことです。また、総合職として現場や組織をまとめることも多いので、高いコミュニケーション能力も大いに必要です。もちろん、これらの能力は総合職以外の業種でも求められることではありますが、ゆくゆくは会社を担う立場になる総合職社員には、より高いレベルでの「影響力」が求められるのです。

まとめ

私鉄総合職は、ジョブローテーションにより、様々な部署や仕事を経験しながらキャリアアップしていきます。その意味で、一つの分野を極めた「スペシャリスト」というよりは、多様な分野に精通した「ジェネラリスト」を目指す働き方と言えるでしょう。