【意外と差がつく!】面接での逆質問の仕方
面接では、最後に「何か質問はありますか」と聞かれることがあります。これを逆質問と言いますが、これは単に”疑問解決の場”ではありません!逆質問も面接の一部なので、質問の仕方によってはマイナスな印象を与えかねません。そこで今回は、正しい逆質問の仕方をご紹介します!
逆質問の意図は?
企業が面接の場で逆質問をする意図は、その会社への志望度の高さのチェックだと思います。どのくらい企業研究をしているのか、どのような視点で企業を見ているのかということが伺えるので、企業としては学生の熱意をはかる材料として逆質問をするのです。より深い企業研究ができていたり、鋭い視点からの質問だったりすると、面接官の人に好印象を与えることができます。逆に、「最後に何か質問はありますか?」と聞かれて「特にありません」と答えるのは、うちの会社にそれほど興味がないと思われても仕方がありません。逆質問の機会を与えられるかは企業によって、またその時々によって変わってきますが、もし逆質問を求められたらできるように、一つか二つは用意しておいた方がいいでしょう。
どのような逆質問が好印象なのか?
深い企業研究がうかがえるものが好印象と言いましたが、深い企業研究とは具体的には以下のようなものです。
・IR情報の研究(経営計画、プレスリリースなど)
・ビジネス誌や新聞記事を使った研究
・競合他社との比較研究
・企業のWEBサイトの「社員紹介」ページの研究
・OB・OG訪問やインターンシップを通した研究
会社が公開している情報を深くまで読み込んだり、インターンシップやOB・OG訪問で実際に話を聞いたりしたうえで湧き出てきた質問は、しっかりとした企業分析ができている証拠になります。
👨「御社の○○の新事業についてIR情報の経営計画のページで拝読したのですが、△△の点について、学生のうちに勉強しておくべきことを教えてください。」
👩「御社の○○プロジェクトについて、インターンシップでお話を伺って大変興味を持ちました。将来そのプロジェクトに配属していただくには、どのような力が必要か教えてください。」
質問をするのは面接だけではない!
ここまで面接での逆質問について書いてきましたが、質問を求められるのは面接だけではありません。セミナーや会社説明会、インターンシップなど、質疑応答の場では積極的に質問することが重要です。大勢の参加学生がいる中で挙手をして質問をするのは気が引けるという方もいらっしゃるかと思いますが、休み時間に個人的に質問に行くのもよいでしょう。もちろんただ質問すればいいというわけではなく、上記のような企業研究を進めていることがうかがえるような質問をすることで、志望度の高さや熱意をアピールすることができます。
おわりに
今回は面接での逆質問をテーマに書いてきましたが、冒頭でもお伝えした通り、逆質問はあらかじめ考えておくことをオススメします。もし逆質問の機会を与えられなくても、どうしても聞きたいことがある時や熱意をアピールしたい時は、「最後に一つだけ質問をさせて頂いてもよろしいでしょうか?」と聞いて、質問するといいでしょう^^