私鉄新入社員彼氏と電力内定彼女のブログ。

とある私鉄の総合職に入社した新入社員の彼氏と電力会社に来年入社予定の彼女が、就活や仕事についてゆるく書いています。

【私鉄志望必見】企業分析~東急編~

以前、電力会社の企業分析の記事をアップしてきましたが、今回からは私鉄の企業分析シリーズです。記念すべき初回は東急電鉄です!(以下、東急グループ・東急電鉄株式会社HP参照)

f:id:timutaka:20200704145035p:plain

会社概要

 東急電鉄株式会社は、東京都区部南西部から神奈川県東部に有する路線で鉄道・軌道事業を行っている会社で、東急グループの中核事業である鉄道事業を東急株式会社から継承した事業会社です。鉄道総営業距離は大手私鉄16社中11位とそこまで長くはないものの、連結売上高は1位、利益は連結、単体ともに1位という効率の良い沿線展開をしています。2020年3月からは、「美しい時代へ―」というグループスローガンのほかに「人へ、街へ、未来へ。」という会社独自のコーポレートスローガンを採用しています。

事業概要

鉄道99.9 kmと軌道線5.0kmの計104.9kmの路線を保有し、東横線と田園都市線を基幹路線としながら渋谷駅を最大のターミナル駅として沿線を展開しています。

f:id:timutaka:20200709174349j:plain

路線図(東急電鉄HPより引用)

鉄軌道事業を根幹事業とする一方で、不動産事業や生活サービス事業、ホテル・リゾート事業や流通事業など、私鉄のなかでも特に幅広い事業展開を行い、快適さ」・「豊かさ」を追及し続けています。その事業エリアは国内にとどまらず、ベトナム・ビンズン省にて都市開発事業に、ホーチミン市にて分譲住宅事業に参画したり、オーストラリア・ヤンチェップ地区で宅地開発事業および都市開発事業をおこなったりと、国際事業にも注力しています。

重点施策~中期3か年経営計画より~

2018年度より“Make the Sustainable Growth”(持続可能な成長をめざして)というスローガンを定め、サステナブルな「街づくり」「企業づくり」「人づくり」の、「3つのサステナブル」の基本方針のもと、次の100年に向けて、 既存事業や沿線外拠点を強化するとともに、会社の強みを活かすことのできる新規領域にも積極的に進出することを目標としています。 具体的には、「世界のSHIBUYA」の実現に向けて大規模再開やエリアブランディングの取り組みを推進したり、ICT・メディア事業のサービス拡充を図って顧客接点の強化などを進めています。

ダイバーシティへの取り組み

働きがいがある仕事と働きやすい環境の整備、生産性向上とイノベーション創出により、「日本一働き続けたい会社」を実現することを目指して、個々の多様性を生かした組織づくりを推進しています。具体的には、小学生の子どもを持つ社員向けの学童保育への入会金の一部を支援する制度や妊娠・出産・育児、介護などを事由に退職した社員が復職できるカムバック制度など、幅広い制度を充実させています。また、女性人材のさらなる活躍を目指して、企業におけるダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援することを目的としたNPO法人J-Winや、ハーバード・ビジネススクール(HBS)プログラムに女性社員を派遣しています。

おわりに

 ここまで東急電鉄について私なりにまとめてきました。私鉄は企業ごとのカラーが大きく異なるので、企業比較をしてみるととても面白いですよ^^

今後も私鉄の企業分析についての記事を書いていく予定なので、お楽しみに