私鉄新入社員彼氏と電力内定彼女のブログ。

とある私鉄の総合職に入社した新入社員の彼氏と電力会社に来年入社予定の彼女が、就活や仕事についてゆるく書いています。

【どこまでOK?】就活における”嘘”

今回のテーマは「就活における”嘘”」です

おそらく友人や先輩とも一度は話したことのある、もしくは今後話すことがあるテーマだと思います。面白ければ是非スターを押してください🌟

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就活で嘘をついていいの?

皆さんも、面接を経験した方なら1度は「この人嘘ついてるなぁ」とか「出た、またこいつもバイトリーダーかぁ」などと思ったことがあると思います。私自身もグループ面接などで、横にいる人が嘘をついてるなと思うことがありました。(体感2~3割ぐらい)

まず嘘の是非について語る前に、嘘の種類を分析していきましょう。

「0を1にする嘘」→全くしたこともないことをあたかも自分がしたことのようにつく嘘

 (例)バイトもしていなかったのに、「カフェバイトでバイトリーダーをしていました」

「1を10にする嘘」← 自分自身が少しだけ関わったこと(サークルやゼミ、アルバイトなど)に関して、盛って話をすること ※話し手の技量次第(コミュニケーション能力が問われる)

 (例)サークルの幽霊部員だったのに、「フットサルサークルではサークル長を務め、練習メニューや試合計画を遂行していました」

「9を10にする嘘」 自分がしたことを良く見せるために、少し話を盛ること ※動揺しなければほぼバレない

 (例)バイトリーダーだったのは事実だし、売上をあげるための施策はしたけどそれほど効果はなかった…でも「バイトリーダーとして、店の売り上げを20%アップさせました」

 Twitterでのアンケート結果

私は、みなさんが就活における嘘についてどのように感じているのかを知りたくて、Twitter上でアンケートをとってみました。(ご回答頂いたみなさん、ありがとうございました!)

この結果から分かるように、程度の違いはあれど、就活では多少は嘘も必要だと考える方が多いようです。

私個人の見解

先に結論を言うと、私は嘘をつくことに対して肯定派です。理由は大きく分けて2つあります。

★理由1: 面接の場で見られているのは「コミュニケーション能力」

→過去の記事でも書きましたが、面接で最も重要といってもいいのがコミュニケーション能力です。正直、何百・何千と学生と面接をしてきた面接官は、学生がを話すか」よりも「どのように話すか」というところに注目しています。飛んできた質問に対していかに的を射た返答ができるのか、その対応力が何よりも大切です。そのため、程度に関わらず嘘をつく(話を盛る)のであれば、どの角度から質問されてもはっきりと答えることができるようにしていなかればなりません。少しでも動揺したり、自信がなさそうにしてしまうと、嘘も見抜かれやすいですし、何よりもその真偽に関わらずあまりいい印象は与えません。要するに、一貫性のある嘘を動揺せずつき通せるのであれば」話を盛ってもいいということです。

 

★理由2:話を盛るスキルは社会に出てから必要

→私が面接での嘘に肯定派であるもう一つの理由が、話を盛ることは社会人になってから必要になってくるからです。実際のビジネスでも、自分自身があまり納得のいっていない提案をあたかも自信のあるプランかのようにふるまって話す機会が度々あります(新入社員なのでおそらくですが笑)。また、営業でも自分の商品がいかに優れているかを、自分の商品の欠点をできる限り隠しながら話すことがあります。このように、ビジネスでは話を上手く盛って相手を引き付ける能力が求められているのです。

大事なのは使い分け

とはいっても、嘘をつくことは完全に肯定できるものでもなく、嘘には向き不向きがあると思います。では、どういう人が嘘が必要となってくるのでしょうか。

嘘をつかなくてはならない(ついてもいい)人

・自分の経歴に自信がない/話せるエピソード・経験がない人

・堂々とバレない嘘がつける人

・嘘をついてでも”強い”エピソードを話すことで、それに自信が持てる人(ただし、バレない場合に限る)

嘘をつくべきではない(つかなくてよい)人

・十分に話せるエピソードを持っている人

・嘘をついていることに罪悪感を感じてしまう人

・深掘り質問されると、ボロが出てしまう人

でも結局・・・

しかしながら、同期を見てみると、何かしらのすごい経験をしていたり、一芸に秀でていたりする人が多いのが実際のところです。(英語が堪能、サークルを立ち上げたetc)また言ってしまえば、複数回の面接で見抜かれないような嘘をつき通せる人は、ビジネスシーンで必要な対応力に秀でているということだと考えられます。要するに、「よっぽどの覚悟と能力がない限り、安易に嘘はつかない方がいい」ということです。時には話を盛りたくなることもあるかもしれませんが、その時のために日頃からコミュニケーション能力や対応力が鍛えておきましょう!(鍛え方についてはこちらの記事をご参照ください↓↓)

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